日吉大社(白山宮)

日吉大社-白山宮(山王総本宮)

滋賀県大津市坂本5-1-1

日吉大社の御由来

比叡山の麗に鎮座する日吉大社。
およそ570年に創祀された、全国3,800余りの分霊社(日吉神社、日枝神社、山王神社)の総本宮です。

東本宮のご祭神である大山咋神は日本最古の書物である古事記にもその御神名が記されている比叡山の山の神様です。
西本宮のご祭神である大巳貴神は、天智天皇の御代に奈良から大津へ遷都が行われた際に奈良の三輪山より御神霊をお迎えして、国家鎮護の神として祀られました。

平安京遷都の折には、この地が表鬼門にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺延暦寺を開かれてからは天台教の護法神として多くの方の崇敬を受けて、今日に至ります。

境内には魔除けの象徴として、神猿(まさる)と呼ばれる猿が祀られています。
この神猿は「魔がさる、何よりもまさる」にちなんで大切にされてきました。

中世には織田信長公の焼き討ちによって以前の建築物などは全て焼けてしまいましたが、その後の復興によって今日の姿になっています。
境内には約3,000本のもみじがあり、関西屈指のもみじの名所としても多くの参拝者でにぎわいます。

日吉大社-白山宮本殿

日吉大社-白山宮本殿は、三間社流造、檜皮葺の建物です。
三間・二間が身舎、その前方一間通しのひさしが前室となっています。

日吉大社-白山宮本殿と樹木下神社本殿とは、ほぼ同形式となっていますが、装飾金具が少なく簡素な造りで地味で落ち着いた中にも、各部の意匠に意を配った建物です。

また、向拝は一間で浜床付き、前室の正面は蔀戸となっています。
1598年に建築され、1906年4月には国の重要文化財に指定されました。

日吉大社-白山宮拝殿

日吉大社-白山宮拝殿は、方三間(桁行三間、梁間三間)、一重、入母屋造、妻入り、檜皮葺の建物です。
四方の柱間は、四方とも開け放し(吹放し)で回り縁には高欄が付き、天井は小組格天井、屋根の妻飾りは木連格子(狐格子)となっています。

1598年に本殿と共に建てられ、1964年5月には国の重要文化財に指定されました。

作者コメント私が参拝したのはまだ、雪が残る1月後半。
紅葉も素敵ですが、雪の日吉大社も素敵だと素直に思いました。ご祭神の菊理媛神は、日本書紀によると国産みの夫婦神である伊邪那岐と伊邪那美を仲裁した神様として描かれています。

5/5 (1)

クリックレビュー

レビューを書く

*